創業 | 1945年 |
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事業所在地 | 本社:神奈川県横浜市 事業所:全国各地 |
資本金 | 187億円 |
事業内容 | スチール家具全般の製造・販売 他 |
規模 | 約2,800名 |
カリン株式会社(仮名)は、自社で設計から行う「オフィス家具メーカー」。工場も持っていますが、社内で対応できない部分のみ外注するという形態をとっています。
設計図面を元に量産まで行うのですが、特に製品のモデルチェンジの時期はとても忙しく、短納期で製品を仕上げなければなりません。設計者が忙しく、時間をかけることができないため、図面の質が低くなっていました。
図面の質が低いことで製品の精度が低くなることはもちろん、非効率な生産方法となってしまい、無駄なコストがかかっている状態でした。
部品の周辺機器や市場、使われ方など、カリン社に細かくヒアリングを重ねました。そうして本質を理解したうえで、いかに設計段階でのクオリティアップができるかを考えました。
・図面を一から見直し、製作&量産しやすい設計に変更
・過剰品質の見直し→適正なコストへ
作り手側がもっと作りやすく、量産できてクオリティも高い設計変更を提案しました。
実際にニットーで図面を作り直しました。
製品の使われるそもそもの目的を考え、
より使いやすい設計に変更しました。
過剰品質で大量生産しにくい設計を改善。
高いコストを適切に抑えられる設計に変更しました。
図面が改善されたことによって、高品質で量産向けの製品が出来上がりました。
製品コストも約1/5までに下がり、なおかつ短納期で量産したときよりも、高水準の品質を保てるようになりました。