2015-05-25
2015年5月23日(土)に「ねじさかば」に行ってきた。
「ねじさかば」とは、ねじ製造を行う「ねじこうば」有限会社浅井製作所で開催された「ねじ」や「ねじづくり」の機械を肴に、わいわいがやがや皆で語り合うイベントだ。
●ねじこうばとは
ねじこうばこと、有限会社浅井製作所は、昭和43年の創業からねじづくり一筋の会社である。
ロボットや電子部品に使われるとても小さいねじの量産を得意としている。
当社でもトリックカバーの初号機である「Trick Cover for iPhone4/4s」や「くるみる」でも浅井さんのねじを使わせていただいている。
●ねじさかばに行くきっかけ
浅井製作所の社長浅井さんは、ねじの製造について広く知ってもらうために、一般の方々の工場見学を頻繁に受け入れている。
より気軽に工場を見てもらおうと「のぞき穴」プロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングを活用し支援を集めた。
プロジェクトの内容とクラウドファンディングサイトはこちら↓
『ねじこうばを覗いてみよう!「のぞき穴」開発プロジェクト』
支援の期限は2015年3月31日となっている中、私も支援させていただいた。
今回のイベントは、このクラウドファンディングの支援者向けに開催されたイベントだった。
●ねじさかばの内容
お昼前から工場は開放され、ねじこうばを見学することができた。
ねじを製造する機械は、昔ながらの機械式でとても趣がある。
工場内のリズミカルな機械の音がとても心地よい。
工場見学の後は参加者みんなで乾杯!
ねじさかばが開催された。
工場前のスペースで、和気あいあいの雰囲気はとても居心地が良い。
●このような取組みを通じて
浅井さんの「工場を見てもらおう」という取り組みは、製造業にとって、とても大切な活動と私も思っている。
若い人や製造業を知らない人に、ものづくりの現場を見てもらうことで、興味を持ってもらい、身近に感じてもらえるからだ。
当社でも、積極的に工場見学の受けれを行っている理由もその一つである。
今の時代、技術を隠すのではなく、公開することで得られるメリットの方が断然大きい。
ここに集まった方々は、中小製造業の経営者、デザイナー、エンジニア、士業の方などさまざまであった。
普段の生活では巡り会えない方々とこのような場を通じて、お会いできることはとても新鮮である。
また、このような場に自らの足で出向いてくる方々は、ものごとに対し前向きで、積極的に行動をおこせる方々ばかりなので、お会いしてお話したり、繋がれることはとても楽しく、有意義である。
また、この中から新しいコラボがうまれるかもしれない・・・。