2014-06-21
こんばんは。サポートのヤスノです
全員出勤日の毎月第三土曜日。なんと今朝はニットーが大停電!
原因はネズ○が送電板に触れたせいでしたので、1時間ほどで復旧しました。
とはいえ、サーバーは落ちてるわ、機械は動かせないわ、シャッターすら上がらないわで、急遽、夏休み前のニットー恒例行事BBQの打合せから。
でも、天気も良かったし、きっといい打合せが出来たに違いないですね!
1年位前から、社長以下数名で「WEB戦略会議」と銘打って、ホームページリニューアルをメインに月1会議をしていたのですが、圧倒的に時間もなく、遅々として進まない状況でした。
そこで社長が信用のおける人から、「今、WEBデザイン頼むならここだよ!」と紹介していただいたのが、アライブ株式会社さん。
数ヶ月前のある日、「午後、WEBの打合せに人が来るから」と言われて登場したのが、
伊藤善之さんでした。
結局ほとんどの人は外見で判断されてしまうものです。
なので私は、この人、メチャメチャ自分に自信があって仕事が出来るに違いない!とひと目で思ったのですが、なんと著作本『バカでも年収1000万円』 (←書くまでもないがやっぱ面白い)が16万部突破するすごい人でした。
ノリが良くよく的を得ていて、気持ちよい話進行をしてくれる伊藤さん。
彼主催のイベントがあると社長に聞き(ちなみに社長は島根で『インターネットを活用した新たなモノづくり』について登壇してました)、6/19(木)槙原と参加してきました。
募集ページS席の案内、
を見て、私はそんなにでなくてもいいかな~、と思ったので、A席に。
とは言え、自由席と聞いて、A席の最前列中央に座りましたが……。
時間となり、打ち込みをバックに残響レコードの河野さんと虎岩さんのツインギターによるアグレッシブでワクワクするフリープレイからスタート!
主催者3人から会の趣旨(確か「生きたいように生きて、最高を手に入れるには!」みたいな感じのこと)を説明しました。
伊藤さんはこのスーツのまま、この日4件の打合せをこなしたとの事。
「電車の中で、中途半端に派手だと見られますけど、ここまでくると誰も見ませんよ」なんて話していて、ちょっと納得しました。
トップバッターは日本一のカリスマ美容師、木村文一さん。もう立ち居振る舞いからしてキレッキレさが漂っていてすごい。
ここでは、目から鱗の「間違った美容知識と美容師の選び方」について聞かせてもらい、早速ためになりました。
トークの最後に、彼のサロンであるTerrace AOYAMAの名前のシャンプー(使えばお得と感じられるような売値5000円)を傍聴者7名にプレゼント!というのをやったですが、なんと「前日が誕生日」という理由で、私もゲットさせていただきました
普段、3000円くらいのシャンプーを使っている私。メチャメチャ嬉しかった!
そして、不動産業界のチェ・ゲバラことスマサガ不動産の城戸輝哉さん。目の覚めるような赤紫のスーツに、軽くジェラる伊藤さんにちょっとウケました。
ここでも不動産を買うときに知ってたらイイ話。納得の話を色々聞かせてもらいました。
例えば、中古マンションを買うとき、修繕積立金がどのように使われているかについてをチェックするといい、とか!
しばらく建築設計事務所で働いていた槙原と帰り道に一番トークに話が咲いた内容でした。
3人目は出演者予告に載ってませんが、「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」の税理士亀田潤一郎さん。
伊藤さんの本の中に財布についての記述があったんですが、絶対亀田さんの話だと思いましたよ。
で、影響されて、早速大切な人に財布を贈ってしまった私です
ここでは上記著書が売れたことによってきたクレームの話(笑)や、お金を大切に扱うことによってお金に愛される人になる話など。
私はニットー来る前は、クレジットカード会社に勤めていたので、カードの話のときは、何故かヒヤヒヤしました。
亀田さんが言っていい言葉だなと思ったのは
「“ない”は証明できない。だから、自分が持っている“ある”を数えよう。そして、“ない”を“ある”に変えて、もっと豊かになろう!」
です。ちょっとうろ覚えなので、もうちょっと違う言い回しだったかも。
数日前の6/13発売したばかりの新著は「稼ぐ人はなぜ、1円玉を大事にするのか?」。
これを見て、数日前に見かけた風景を思い出しました。
ある会社の社長Aさんが、「260万円が返せないので、返済をもう少し延ばしてください。ついでにもう少しお金を貸してください」と、Bさんに話していました。
乗り気でないBさんを説得するためにAさんはあれこれ話を引き伸ばしている最中、260万円を「わずかばかりの金」と言って、Bさんを激怒させてしまったのです。
やー、是非Aさんには是非この本を読んでもらいたいと思いましたね。
4番目は虎岩さん司会で、シンガーソングライターユニットのSleepyhead Jaimie。人生を変えたバケツを片手に。虎岩さんの、「音楽は売る側が価格を決めていたという常識が崩れた」という台詞には、軽い衝撃をうけました。
クラウドファンディングで手に入れたキャンピングカーで全国を歌いながら回って暮らしているおふたり。
チップに馴染みのない日本で収入の半分を稼ぎ出すバケツの話や、全国ツアー中のほほえましい話など、生活の中の音楽とはについてちょっと考えさせられたひと時でした。
そしてライブ! さすがにお客さんを乗せるのが上手い。素敵なハーモニーで、メチャメチャ楽しかった!
YouTubeもはっとこ。「Hamburger Song」
河野さんの司会で案内されたのは、5番目のTOLIPは全員パイロットの社会人バンド。いきなり「音楽に命を掛けちゃいけません」なんて言うから、ちょっと(何故か)ヒヤヒヤ。
ここではパイロットあるあるや、CAさんとのやりとりについて(実はCAさんは整備資産と結婚する率が高いとか)、社員バンドでありながらSONYからCDをだした話など、ボーカルふたりに聞かせてもらいました。
機内アナウンスから入るライブ。ちょっとチャゲアス風な爽やかソング。
サポートとしてtéのギタリストでもある河野さんが参加。虎岩さんから、「河野さんがキッチリ8ビート刻んでるなんて、レアだ!」と言われて、ちょっと照れ笑いしてるのが素敵だったなぁ。
ここで15分休憩。伊藤さんが、「客席同志もっと交流して行こう!」みたいに言うので、同じテーブルの人に「じゃぁ、せっかくなので名刺交換しましょう」と言ったら断られました!
まぁ、確かにそうだ。A席は
って聞いて、自分は違うな、と思った人が座ってるんだからね。
次行くならS席にしよう。その方がより一層楽しめるし!
それにA席はいい匂いを嗅いでも食べることが出来なくてお腹空くしなー。
そして、6番目にアイダーダックの掛け布団を持って登場したのは、大正12年創業のお布団屋さん石田屋の田中佳美さん。
冒頭の伊藤さんの台詞、
「この中で、布団使ってない人! ハイ、いない。じゃぁ、この話は全員に関係あるね!」
には掴まれました。
アイダーダックは、アイスランドの天然記念に指定されている人間が触れることが出来ない鴨で、1年に3000枚分の羽毛しか取れないそう。
しかし、日本ではアイダーダックの羽毛布団が年間3万枚売れているとか!
それってどういうこと?!
お客さんから、アイダーダックの羽毛布団はいくらなのかの質問が出たとき、「160万円です」と石田さんが答えた直後、会場が「高い……(ざわざわ)」となりましたが、そこで返した伊藤さんの台詞も切れてました。
「でも、週に1回数時間しか乗らない車に160万円払うのはいいのに、毎日6時間、必ず乗る布団が160万円高いっておかしくない? 高くないよ!」
眠っても疲れが取れない人は多いと思うけど、この台詞には「もう石川県に行くしかないかも!」とグラっと揺らぎました(私は車を持ってませんけども)。
7番目、財団法人Classic for Japanの蓑田秀策氏に紹介されて登場した最後の出演者は、岡本誠司くん。手には1827年製のJ.F.Pressenda(ヴァイオリン)を大切そうに握り締めていました。
持ち時間の半分くらいは情熱溢れる蓑田氏によるクラッシク音楽、とくに2mの距離で聴くヴァイオリンが与える感動についてのトークでした。
「お金で人生を豊かにできないことはわかりきっています。
感動によって繋がりが生まれ。そして場が生まれる。
場を作ることが豊かさを作ることに繋がっているのです。」
正に豊かな考え方。あの経歴の人がこのキラキラで純粋な目をして話しているのかと思うと重い。
岡本くん演奏の独奏曲3曲は、ほぼ真横で聴かせてもらうことが出来ました。
弓と爪を交互に使って弾くところなどは、細かな音まで聞こえて、この距離ならではの味わいで聴き入ってしまいましたね~。
堂々たる演奏後、岡村くんが言った、「音楽の可能性は無限大」と言う台詞におばさんはキュンですよー。
締めの言葉近辺で、伊藤さんが
「みなさん、神様の立場になったことありますか?!」
と真剣にも程がある顔で言ったとき、椅子から転げ落ちそうになりました。
そこだけ聞くと、ちょっとヤバい感じも漂う台詞ですが、その後の台詞を聞くとすごくほっこり。
「もし神様になって俺のことを見ていて、『あっ、アイツ今ヤバイ』って思ったしたら、神様の格好で言いにいけないじゃん?
だから、友達とか身の回りの人を使って、それを伝えるしかないんだよ!
今日がきっとそのときだと思って!」
伊藤さんって、裏表のないバカで、しかも本当にいいヤツで、みんなに愛されて生きてきたんだなぁ。
会場からの野次も含めて、ここにメモした言葉(半分くらいうろ覚えですが)の5倍は名言が飛び交っている盛り沢山で充実したイベントでした。
最近、弊社社長を含む製造業界周囲で「日本を元気にする!」という言葉がメチャメチャ流行ってますが、この会場でも何回か口にされていて、「これって全国業界的に流行ってるのかな?」なんて気にさせられました。
しかし、いい雰囲気のところへ出掛けて行くことは、本当に大切だなと思わされた夜でした。
アライブさんにお願いしている、弊社のWEBデザインも楽しみ!