2020-05-21
こんにちは!ニットー営業担当の山仲勢矢です。
今回はリベット接合について調べていきます。
リベット接合とはリベットと呼ばれるピンを使用するカシメ方法です。
種類がたくさんあるのでニットーでよく使われているブラインドリベットに着目して調べていきます。
構造は筒状になっているボディー(フランジ)部分にマンドレル(シャフト)が抜けないように入っています。
ではまずリベット接合の仕組みを見ていきましょう。
専用の器具を使って以下の工程を行います。
①2枚の板材に穴を開け、穴同士が合わさるように重ね合わせます。
②その重なった穴に「リベット」を差し込みます。
③そして差し込んだリベットのマンドレルを専用の器具を使って上に引っ張ることでボディーの先端が変形し、穴から抜けなくなります。
④最後にマンドレル部分だけを抜き取り完成。
以上の工程で抜けなくなったボディー により2枚の板材が外れなくなるという仕組みです。
これが実際にニットーで使用しているリベットのピンです。
こっちはリベットを変形させる器具です。
エアーを使ってリベット接合します。
この他にもDIY等で気軽にできる小型の器具(ハンドリベッター)もあるようです。
ピンも用途によって形状が異なり、形状によって変形させる方法が違います。
材料の接合方法として他に溶接やねじ止めが浮かびます。
それらと比較してリベット接合を行うメリットとしては、
溶接と比べて熱が発生せず材料が変形しにくい点、
ねじ止めのように緩まないことが挙げられます。
また、特殊な技術がいらないことから、誰でも出来てしまうというところもポイントが高いです。
もし加工を失敗してもリベットの頭をドリルで破壊すれば外すことが出来るので、
材料を傷つけずに再加工することも可能です。
良い事だらけですね。
せっかくなので他のリベットも見てみましょう。
今回はリベット接合についてでした。
他にも種類がありますが、またいつか.
最後まで見て頂きありがとうございました。
以上、山仲でした。