2020-08-19
こんにちは、ニットー営業担当の山仲勢矢です。
先日とあるイベントプログラムで、竹を使った炊飯のレクチャーをしました。
そのイベントは被災時を想定して、『どこにでもある、あるいは手に入りやすいものを使って野宿(キャンプ)をする』といった内容でした。
そこで目を付けたのが「竹」です。
ナイフとノコギリを使って飯盒や皿、コップ、箸を作ります。
竹は加工しやすく、耐久性にも優れています。乾燥させれば燃料にもなり、よく燃えます。そして何より手に入りやすい。
まさに理想の材料です。
昔の家には竹小舞と言って壁の下地に竹を用いており、その他にも生活のいたるところで竹を利用していたそうです。
しかし現在竹はあまり使われなくなり、日本各地に溢れかえっています。
竹はほんの1ヶ月で10数メートルの高さまで背を伸ばし、樹木への光を遮り森林を枯らします。
また他の樹木と違い、根が縦に伸びないので土砂崩れの原因にもなります。
今日、異常気象による想定外の災害が増えてきています。
自然と上手に付き合っていくためには、竹の上手な使い方を考える必要があると僕は思います。
以上、山仲でした。