2024-10-15
こんにちは、広報のヤスノです。
今年は本当に夏が長かったですね。
横浜の最高気温が、10月に入ってからも31℃を超える日もあり、社内はまだまだ半袖で作業している人も多いです。
さて、去る10月3日、横浜市金沢団地協同組合主催の『第1回組合健康支援セミナー』に参加してきました。
テーマは『誰もが安心して働くためには ~健康経営のすすめ方~』です。
講師は、にしのうえ産業医事務所の代表で産業医の西埜植規秀先生でした。
まず、「健康経営」とは社員の健康を守り、仕事の生産性を高めることを目指す取り組みのこと。
社員は会社にとって大切な資産であり、その健康を維持することは、企業にとっても利益につながるのです。
まず、「健康経営」とは社員の健康を守り、仕事の生産性を高めることを目指す取り組みのこと。
社員は会社にとって大切な資産であり、その健康を維持することは、企業にとっても利益につながるのです。
冒頭で西埜先生は、「アブセンティズム」と「プレゼンティズム」とについて言及し、健康管理がいかに会社全体の生産効率に影響を与えるかを説明されました。
「アブセンティズム」とは、病気やケガなどで社員が欠勤してしまう状態のことを指します。これは明らかに生産性が低下した状態です。
「プレゼンティズム」は、一見元気に出勤しているけれども、実は体調不良やストレスなどで本来のパフォーマンスを発揮できていない状態を指します。
例えば、風邪をひいているのに無理して出社したり、腰痛や精神的な疲労を抱えながら仕事をしているような場合です。こういった状態では、集中力や判断力が鈍り、生産性が低下するだけでなく、ミスが増えるリスクも高まります。
この“一見元気に出勤しているけれども”という人が、日本企業には多く潜んでいるというお話でした。
つまりみんなの健康は、最大限のパフォーマンスを発揮できる土台である!ということなのです。
弊社は、毎年の健康診断の受診率が100%。
これは、健康診断を徒歩2分の場所で受けることができ、仕事の合間にサクッと行けることが大きな理由だと思います。
ちなみに、西埜先生によると、日本全体では健康診断の受診率は60~70%程度だそうです。
受診率100%の背景には、会社が従業員の健康を真剣に考えている姿勢が表れていると感じました。
もちろん、健康管理は基本的に自己責任ですが、生活の大部分が仕事に費やされることを考えると、会社としても出来ることは多いはずです。
今回のセミナーを受け、私自身も健康管理の重要性を再認識し、生活習慣病予防に向けた取り組みを始めました。具体的には、オフィスに「一無・二小・三多」のポスターを貼りました。
これは、「一無:禁煙、二小:少食・少酒、三多:多動・多休・多接触」を促す健康習慣のスローガンです。加えて、「手洗いうがい喚起」のポスターも掲示し、感染症予防の意識向上も意識しました。
今回のセミナーは、社員の健康管理がいかに会社の成長につながるかを改めて考えるきっかけになりました。
会社全体で健康経営を推進し、皆が安心して働ける環境を作ることが、今後の企業の発展にとって不可欠であると感じています。
お誘いくださいました、横浜市金沢団地協同組合の國場さん、ありがとうございました。