2015-07-15
機械加工事業部の谷です。
今回はもっともポピュラーな金属の接合法、炭酸ガスを使ったCO2溶接(半自動溶接)を紹介します。
この溶接の特徴は、他の手溶接の場合と比較して、
(1)溶着速度が速い
(2)溶着効率がよい
(3)一種類のワイヤで適応できる板厚の範囲が広い
(4)溶接部の耐久性が優れている
(5)取り扱いが簡単
など、多くの利点があり、金属溶接の代名詞となっています。
では、実際にニットーでの作業実例です。
社内でプレス抜きした板厚 4.5mmのSPHC-P(酸洗材)に、市販のボルトを溶接していきます。
不安定な形の品物のため、専用の押さえつける治具を作り作業をしました。
左右1点ずつを溶接します。
完成です。
ニットー工場の中央、溶接エリアには4台のCO2溶接機があります。
溶接のみのご依頼も承っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。