2016-08-05
おはようございます。最近は登山に凝っている金型事業部の東出です。
先月は、営業の佐藤さんと品質管理部の中川君と風速20mの富士山に登ってきました。
なかなか大変でした。
さて、11ヶ月ぶりの登場ですが、今回もまた修理型についての紹介になります。
今回紹介する修理型は、最初から作り直すのではなく、研磨によると修理です。
金型は、長く使用していくと、刃先が磨耗してきてしまいます。
刃先がダレたままプレス加工を続けると、品物にバリが出てしまいますので、それを防ぐために研磨して歯を立てます。
使用した機械は、今年の2月20日に導入された精密平面研削盤、岡本工作機械製作所社製のPSG105DXです。
これまでのものより、ひとまわり大きく1000×500サイズまで研磨できます。
これを使用し、下の写真の雌型(素材:SKD11)を研磨しました。
エッジの部分が白くなっているのは、磨耗しているからです。
これを機械にセットし、
研磨します。
完成品がこちらです。
アップにして比較してみましょう。
エッジが立ちました。
金型の定期的なメンテナンスは、良い製品を継続して加工して行くために必要です。
以上です。ありがとうございました。