こんにちは。広報のヤスノです。
先にニットーNEWS!にも書きましたが、去る11月5日、横浜情報文化センター 情文ホールにて、archelisの製品発表会兼記者会見が行なわれました!
ありがたいことに、archelisは本当に沢山の方々、日本だけではなく海外からも、「早く完成させて欲しい!」のお声を多くいただいている製品でしたので、無事この日を迎えることが出来て感慨ひとしおでした。
当日、発表会スタッフは朝一から情文ホールに入り準備。
とにかく初めてのことなので、結構ギリギリまで悩みながら、みんなでステージを作っていました。
展示会でいつも司会をお願いしている羽田詩織さんが入って、場当たりのリハーサルが始まると「いよいよだな!」と緊張感が高まって来ました。
ステージでパフォーマンスする社長、飯田の2人は、いつもより少し緊張した面持ちでした。この大舞台を前に当然ですが……。
何ヶ月も前からこの日が決まってはいましたが、当日になってみると、時間が飛ぶように過ぎて行くものですね。
定員240名程の会場のどのくらい人が集まるのか不安でしたが、沢山の人に来ていただけて、本当に嬉しかったです。
archelisは、グッドデザイン2018・ベスト100、そしてその更に上位賞であるグッドフォーカス賞受賞しましたが、デザイナーの西村ひろあき氏の登壇中のコメントにが個人的に特に興味深かったので、抜粋して紹介します。
「archelisは、『見た目やスタイリングが奇麗だね』と言われることが多く、グッドデザイン賞も“美しさ”というテーマの中で選んでいただきました。実は美しさには関してのこだわりが私自身全くなかったんです。それは何故かと言うと、一番最初に「歩いて座れることをしたい」という矛盾した欲求が川平先生の中にあって、それをひとつのサービス、ものにまとめ上げていかなくてはならないということが命題としてあったんです。(略)ですから、必要なところに必要なものを配置していくという機能的なアプローチをしていき、それによって、色や形、素材が自動的に決まっていきました。(略)機能造形はユーザーからの検証によって生まれてきています」
沢山の試作を作り、とても長かったこの開発に直接携わってくださった自治医科大学の川平先生、千葉大学フロンティア医工学センター中村先生、西村さんだけでなく、ご登壇いただいた、横浜市経済局 林局長やIDEC横浜の牧野理事長を始め、多くの方の助言、期待やご協力が多大にあったことを、社員全員で聞く事ができて良かったなぁと思いました。
上は、樹脂パーツの試作でご協力いただいたストラタシスさんについて話す社長。準備に追われてかなり寝不足でしたが、ジョブズ風な歩きながら説明するパフォーマンスは、リラックスしてるように見えました。見えただけだとは思いますけれど……。横浜マラソンでフルマラソンを完走して、健康的な感じになってて良かったです。
質疑応答では、記者から沢山の質問が出て驚きました。
細かい突っ込みに、ステージ袖にいた飯田もマイクを持って話さなければならない事態に。いろいろな人が、いろいろな理由でドキドキドキドキしちゃいましたね。
フォトセッションタイム、私の後姿が写っている写真をもらったのですが……、一眼レフで撮れば良かったな(汗)。
会見の後、ホワイエで行われた試着体験会も賑わってました。スタッフもみんな頑張りました。
普段は作業着を着ているみんながスーツ姿で集まったので、記念写真を撮ってみました(^^)♪
本当に、沢山の人たちの協力なくしては、迎えられなかった製品発表会。やたらと感動しました。
でも本当にarchelisのスタートはここからです。
「力を合わせて頑張ろう!」そう思った一日でした。