2011-02-21
こんばんは!
ニットー 営業担当の佐藤です。
営業デビュー(展示会)から2週間、
現在私は展示会でご面識させて頂いた方々のお役に立つため、日々駆け回っております。
今回は趣向を変えまして、ものづくり初心者向け講座をお送りします。
あまり長いと苦痛かもしれませんので、徐々に徐々にお伝えします。
先ずは“材料の値段(コスト)の出し方”です!!
第一回目は鉄板編です!
お付き合いください。
先ずは入門。
鉄には多くの種類があります。SPCCやSPHCやSECCが一例です。
鉄板にするための延ばし方の違いやメッキしている鉄板があったり、強度が違ったりします。
もちろん、それぞれの用途にあった材料がございます。
次に鉄板には定尺があります。基準になる縦横の大きさです。
代表的なのが…
通称、サブロク(3尺×6尺=914mm×1829mm)
通称、シハチ(4尺×8尺=1219mm×2438mm)
です。
鉄板の厚みも例えば、0.6mmだとか1.6mmだとか12mmだとか数多くあります。
また、鉄板の値段はこのように出てきます。
↓
・キログラムあたりいくら?
・鉄板一枚あたりいくら?
キログラムあたりいくら?という場合、鉄板の一枚あたりの重さを計算しなければなりません。
そこで鉄板の重さを出す計算式があります。
板厚×(縦寸法×0.001)×(横寸法×0.001)×比重=重量です。
たとえば厚み2mmのシハチの鉄板ですと、
2×(1219×0.001)×(2438×0.001)×鉄の比重7.87
↓
2×1.219×2.438×7.87≒43kgになります。
更にキログラムあたり\100だとすれば、
↓
43kg×\100=\4300になるわけです。
さらに鉄板一枚あたり、製品を何個作ることが出来るかを計算すれば、
製品1個あたりの材料費が出てきます!
前の例題を利用してシハチの板から製品が300個作ることが出来るとなると
\4300÷300個≒1個あたり\14になります。
1000個であれば、\4300÷1000個≒\4になります。
数量を多く作れば安いわけですよね。
以上、手短にお伝えしました。
いかがだったでしょうか?
次回も乞うご期待!
それと、
5S活動着々と進んでおります。
近日公開! 5Sレポート第一回“5Sの赤鬼あらわる編”
ご期待ください。
佐藤