こんばんは。サポートのヤスノです。
本日からいよいよ、【TrickCoverステンレス鏡面】発送始まりました!
社長チェック&クリーンナップ!
先に発送開始された【TrickCoverアルミカラバリ】、と一緒にパチリ。
完成次第、順に発送させていただきますので、今暫くお待ちください。
雑談の部分の方が長くて申し訳ないのですが、先日、パネラーはジャズミュージシャンの菊地成孔氏と翻訳家の野崎歓氏で、某フランス映画を話題にしたトークセッションに行ってきました。
そこでこんな話になったんです。
「ダンスミュージックと工場は対になっている。音楽に合わせて規則的に体を動かすという意味において。」(野崎氏)
「音楽が機械化されていく流れの中で工場が雛形となるのは昨日今日始まったことではなく、既にラヴェルの時代にはあった。ボレロ(1928年作)は印刷工場で出される音に影響を受けて作曲されたと言われてます。工場の運動性とパーティの運動性を重ね合わせて観ることは自然です。」(菊地氏)
当たり前の話なんですけど、普段工場で働いている立場で聞くと、彼らが話している意味合いと微妙にずれている感覚が味わえた言葉で、面白いなと思いました。
有名過ぎる曲ですが、いちおう「ボレロ」の動画もくっつけておきます。
それで気付いたんですが、私はかなりポリリズムが好きなんですけど、それは子どもの頃から工場で過ごしていたからなんじゃないか、と思ったんですよ。
注:ポリリズムとは、複合拍子のこと。拍の一致しないリズムが同時に演奏されることにより、独特のリズム感が生まれる。
下にPerfumeの「ポリリズム」を紹介しますが、実際に(音楽用語で言うところの)ポリリズムが使われているのは間奏の部分のみです。
改めて書くまでもない話ですが、工場の中では様々なリズムが、遠くで近くでリズミカルに奏でられています。
リズミカルである=工場の生産が順調に進んでいる、と言う意味でもあり、賑やかながらも安心できる音の連なりであります。
時々、事務所内で「今のフレーズ、○○って曲のイントロに似てない?」と同意を求めますが、みんなにその音は自然過ぎて、そうは聞こえてないみたいです。
でも、そんな風に周囲の音を聞いてみると面白いんじゃないかな、と思いますよ。お薦めします!
さて、最後に菊地成孔氏が率いるビッグバンド、DCPRGによるポリリズムの名曲、「PLAYMATE AT HANOI」を紹介しておしまいにします。
音を楽しもう! 良い週末を!