2016-05-16
デザインフェスタVol.43の参加レポートです。
出展ブースは約3400ブースで、出展者数は12000人越えの毎度ながら大規模なデザインフェスタ。
出展者の多くはデザイン専攻の大学生や専門学校生、プロのイラストレーターさんや副業として作品を出展、販売している会社員の方など様々ですが、中小企業のしかも町工場が出展するケースはその中のほんの一握り。
毎回参加する度に言い知れぬアウェイ感を拭えずにはいられません。
こてこてのファンタジー映画の中に突然と作業服のおっさんが現れたら、誰も登場人物とは思わず何かの手違いで映りこんだ撮影スタッフだと思うでしょう。
でも、ニットースタッフは違いました。
むしろ私達が主人公だと言わんばかりのファンタジックなコスチュームでブースを輝かせています。
これがRPGゲームなら私達は間違いなくメインキャラクターになるでしょう。みんな素敵です。
ふと気付けば、黒山の人だかりです。
お客様の中には「あの面白い社長さんは?」と社長を目当てに来られる方も居たり、いずれはニットー単独でトリックカバー&社長のファンイベントを開催しても良いのではと思う勢いを感じました。
そんな中でも強く印象に残ったのは、お客様の中に同業種の方や現役の専門学校生が来られて、弊社のトリックカバーにお客様の製品であるマグネットをコラボレーションすると言った新しいアイデアを持ち込んで下さったり、専門学校生が既存のトリックカバーに独特の風合いで樹脂のコーティングを追加工した物(ひび割れた感じのストーン風と言うか、とても格好良い樹脂加工でした)を見せに来てくれたり、ひとつの自社製品が沢山の人の心を動かしている事実に感動しました。
デザインフェスタ参加の取り組みが新戦力の確保に繋がったり、私達と同じように「自分も何か新しい物を作りたい」と思う人達が繋がる切っ掛けになると嬉しいですね。そのほかにも、沢山の方々にご来場頂きありがとうございました。
これからもニットーは自社製品開発を含めて、ものづくり日本代表を目指していきます!