2019-05-22
こんにちは!
ニットー新人営業マンの山仲です。
今日も社内で面白い加工品を見つけたので皆様に紹介させて頂きます。
ご覧ください。
画像 3次元形状の加工品
…曲がってる。
…溶接?
いいえ、これは切削加工の一体物です。
どうやらマシニングセンターを使って加工したようですね。
でも一体どうやって加工したのでしょうか。
実際に加工した機械加工事業部のチャンディさんに聞いてみましょう。
山仲「チャンディさん」
チャ「どーしたー」
山仲「これは何ですか」
チャ「これはゴルフのパターのネック部分だよ」
山仲「この曲がったやつはどうやって加工したんですか」
チャ「これはインデックスを使って3次元加工したんだ」
山仲「へえ、インデックス…」
チャ「インデックスは材料を機械でつかんだまま自動で動かす装置だよ」
山仲「材料が自動で動くんですか。マシニングには元々そういった機能はついてないんでしょうか」
チャ「ついてないよー。マシニングは材料を固定してドリルやエンドミルを動かして切削加工する機械だからね。通常は固定した状態の上面しか加工できないんだ。」
チャ「でもインデックスがあれば何度も掴みなおさないとできない加工内容でも最初に一回固定するだけで、あとは勝手に装置が手のように材料を動かしてくれるんだ」
山仲「なるほど!そう言われるとかなり便利ですね」
山仲「でも掴みなおせば出来る加工なのにわざわざインデックスを取り入れたんですね」
チャ「インデックスを使うメリットは2つ。ひとつは時短だよ。掴みなおすということはわざわざ加工を一旦止めてマシニングの扉を開け、材料を取り出さなきゃいけない。」
チャ「それだけでだいぶタイムロスだからね。」
チャ「ふたつ目は加工精度さ。掴みなおすということは材料の位置がズレるからね。掴みなおす回数が多ければ多いほどプログラミングした加工寸法と実際の寸法にズレが生じるよ」
山仲「なるほど、ではインデックスを使えば楽なだけじゃなくてコストカットしつつ高精度な加工が出来るということなんですね」
山仲「ありがとうございます!」
インデックス! 新しい装置を覚えて営業の幅がまた広がりそうです。
このように弊社では、3次元形状でも高精度な加工が出来ます。是非ご相談下さい。
以上山仲でした。