2020-12-22
こんにちは!
ニットー営業担当の山仲勢矢です。
今回は、熱処理をした金属を冷ますための水槽を製作したのでご紹介していきます。
そもそも熱処理とは、金属に熱変化を与えて硬くする加工です。
まず熱を加え、その後水の溜まった水槽にドボンして急激に冷やします。
さて、今回の「冷却水槽」は、お客様と設計者、そして作業者と相談しながら設計をしていきました。
水槽が出来たので、水漏れが起きないか試験を行います。
試験は実際に水を入れて2~3日放置します。
この水槽には450ℓの水が入るのですが、通常の板金だと水圧に耐えることが出来ず、デコボコになってしまうため、特殊構造になっています。
詳しいことは企業秘密です。
試験が終わったら、水槽の底に組付けたコックから放水します。
フレームともピッタリですね! さすがの精度です。
塗装をしてコンベアと金属を水に出し入れするリフターを組付けたら完成です。
気に入ってもらえるといいなあ。
この様な案件、設計から承っております。
まずはご相談下さい。
以上、山仲でした。