2014-11-26
サポートヤスノです。
11/23、24に開催されていたMaker Fair 2014に今年も行ってきました!
昨年は(レポートしませんでした)、日本科学未来館で3フロア(10スペース)にタイム24ビルで1フロア(4スペース)というウォークラリー的な展示でしたが、今年は1フロア(室内と屋上)に集結。
精査された感もあり、とても見やすかったです。
出展数はだいぶ減ったんだなぁと思ったんですが、同日秋葉原にて開催されていたEngadget Fes(ガジェット系)、メイカーズ倶楽部(音楽系)へと名前を変えて分散されたようですね。
どっちがいいのかな~。後で、両フェスのレポートをチェックしようと思います!
とはいえ、スゴイ人、人、人!
私は(前日が自分のライヴで寝坊したため)訪れたのは14時。来場者数は、その時がMAXだったような気がします。
ちなみに上の画像は15時半頃、少し減ってこの人ごみ。
私のように荷物の多い人には辛い展示会でした。
今年も入口脇には、i.materialiseのデモ。
沢山の1Phoneで撮影した画像を元に自分を3D化してくれるサービスに今年も長蛇の列でした。
「短時間ではクオリティが出せないよね〜」というところでやってるんですが、クオリティを出そうとしたらどんな感じまで出来るのか気になりますね。
去年は3Dプリンタ推しなブースが目立ちましたが、今年の展示ではかなり「ついで」感満載でした。
やはり、道具とは「どうやって使うか」が問題ですからね。
剥き出しで展示しているところも多くて、持っていない人としては「それで大丈夫なのかな?」とちょっと心配になりました。
そして、展示方法として気になったのが、
ここタカハ機工さんと、
東京学芸大こども未来研究所さんの目線を意識し、高さを出したブース。
オリジナルのライトを展示されていたFEEL LABさんも良かったな。
展示での注目はないですが、SNSでの拡散を誘導案内も“今”を感じて面白かったです。
今月頭に開催されていたTOKYO DESIGNERS WEEK 2014(こちらもレポートしてませんけど)でも、かなり多くのブースでTwitterへの誘導が案内されていましたが、実際、有効に見える案内は殆ど無かったように見えました。
そんな中、NIVIDIA JAPANが効果を出していたのは、やはり並べているコンテンツが面白かったからでしょう。
近未来へのワクワクする天望を感じさせるプロダクト、黒の中に蛍光グリーンをシックに配したデザインは、自然な視線の誘導でストレスが少なく、相乗効果があったと思います。
NIVIDIAのブースで私が一番面白かったのは画像の解析システムですね。
最近は防犯システムだけでなく、SNSにも多用されていて、かなり身近な感じがします。
今年、特に勢いを感じたのは、TDWでも感じましたが、OculusとRaspberry Piです。
上の画像は、ユーザがジャンプのアクションをする事によって、上空数千メートルへと飛躍するビジュアルを体験出来るというもの。
これは是非扇風機の前で体験したかった。かなり爽快感がありました。
この画像は、「女の子に歯磨きをしてあげられる」というシステム。
……誰得? マニア過ぎて震えました。
ちなみに、上の画像の状態では、歯ブラシが垂直過ぎるので女の子が嫌がってます。
去年、閉館ギリギリに行ったため体験出来なかったスケトルニクス、今年は乗ることが出来ました!
身長162cmの私では背が低過ぎて、肩に当てるバーが顔の真横に来てしまったり、指を操作するキーパッドが遠過ぎたり、腕自体がかなり重かったりして、なかなか思うように動かせませんでしたが、楽しかったです。
操作方法の説明が特になかったので、右手をひねったら急にエアガンが発射したのでビックリしました。ひー。
いつかこれで走ってみたいなぁ(無理でしょうけど)。
日本人は、世界一ヒト型ロボットが大好きだと言われていて、そのロマン実現に多大な費用が注ぎ込まれていることを「なんだかな〜」と思っている私ですが、ロボットプロレスに一喜一憂する子どもたち(大人も)を見ていると、何故だか「いいな」と思えてきました。ちょっと不思議。
今回のMaker Fairは前回よりも、子どもたちが楽しめるところが増えた気がします。
ワークショップ等が減ったように感じましたが、子供が参加出来る場所は同じか増えたような感じ。
上の画像は老舗TAMIYAのブース。みんな真剣に製作していました。
ものづくりの明るい未来に繋がっていくといいな。
作って参加するだけでなく、子どもが案内をするブースもあって驚き。
OtOMO温泉の子どもたちの接客が本当に凄かった。
ちょっとメモ忘れてしまったんですが、ゼラチン(Gelatin)を利用することで、Microsoft Pixel Senseでは難しかった高度な物体認識を導入ゲームが未来っぽいところにぐっときました。
失念したので、YouTubeを貼っておきます。
プロダクトとして「カッコイー」と思ったのは、面白法人カヤックと不動産情報のHome'sのコラボ。
左側の皿に家賃、右側の皿に条件(「バストイレ別」とか「2階以上」とか)の書かれた分銅を乗せて釣りあう物件を表示すると言うもの。
もちろん身近に感じている人たちのブースも覗いてきました。
こちらは、去年よく分からないまま開発シンポジウムに参加したり、友人たちのアトリエ(パンタグラフ、Blog)で楽しいワークショップが行われたりしたLittle Bits。
組合せによる可能性も広がっているところがワクワクする。
出来ることは少ないけど、やっぱり可愛いは正義、ってとこかな。
私も次にショルキーのワークショップがあったら参加したいな。
後はあちこちでお馴染み(パンタグラフの先輩でもある)の明和電気ブースでは土佐さん。
引退したお兄さんもいらしてて賑やか。
基盤萌えのmoecoブースでもパチリ。
残念ながら、北山社長にはお会いできませんでした。
上の画像は、北山社長と夏にデザフェスで一緒に撮った写真。
関係ないけど楽しそうないい写真なのでw
このMaker Fair 2014は、ものづくり業界のざっくりとした“現在”が解ってとても興味深かったんですが、個人的にすごく気になっているドローン(無人航空機)の勢いは期待以下だったかなぁ。
あることはあったんですが……。
そんなこんな他にも沢山のブースに立ち寄ったので、結局屋上やシンポジウムには全く立ち寄れませんでした!
(時間があれば下でやっていた楽器フェアや豆腐&大豆食品フェアも覗いてみたかったんですが、全く持って無理でした!)
来年は、早く起きられるように頑張ろう(と去年も思ったような気もしますが……)。