2020-03-09
2020-03-02
『飼い主に忠実な犬たちは美談になる』
飼い主だった上野栄三郎東大教授が死去した後も、毎日渋谷駅まで迎えに来た、秋田犬 ハチは84年前の3月8日、駅近くで死んだ。それは教授の死後、実に10年もの歳月であった。
南米アルゼンチンで、飼い主の亡き後、11年にわたり、墓に寄り添い続けた犬が老衰で死んだとの記事が共同通信にあった。ハチ公のような忠犬ぶりに、地元では銅像を建てて人々の記憶にとどめようという動きが出ているそうだ。
その犬は、カピタンと言う名の雑種のオスで、2006年に飼い主の男性がなくなった後、姿を消し、翌年に男性の墓に住み着いているのが発見された。どうやって墓にたどり着いたのかは分かっていない。実に健気な話である。
飼い主に忠実な犬たちは美談になる。
大柴